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執筆者の写真nctd2009

套路の通し練習(24式から新架まで)


いつもの場所で太極拳の自主練習。

太極拳の套路を自主練習するときは24式から練習するようにしている。

24式→19式→老架一路→老架二路→36(38)式→新架一路→新架二路

ご存知の通り、これは全て陳式太極拳の套路であって休まず通して行えば一時間半ほどかかる内容だ。

盛りだくさんの内容だが千変万化する太極拳、当然のことなのかもしれない。

一つの套路を何回も何回も繰り返し練習することは太極拳を身につけるためにとても重要である。今までもそうだったがこれからも行っていきたい。

しかし、上記した順番で套路を練習するのもまた必要なことである。

それぞれ套路は歴代の老師の想いがつまっている。

24式は陳式太極拳の入門套路として、そして何より朝一番で練習する套路として最適だと思っている。先日の24式講習会では70人もの受講者が集まる人気の套路だ。

19式は24式よりも動作の数は減るが老架式への入門として良い套路だと思っている。老架式は練習方法にもよるが 長い套路なので体力が必要になる。まだ太極拳の体力がない方でも高い姿勢で練習できる。

老架式は太極拳を創始した「陳王廷」から時代を経て複雑化した拳を一路と二路にまとめたものである。一路は柔の動作に重きをおき発勁動作が少なく、二路は剛の動作に重きをおき発勁動作を多く行う。いったい老架式にまとめられる前の太極拳はどのようなものであったのだろうか?興味がわく。

36式は新架式への入門としてよい套路だと思っている。新架式は老架式から発展させ進化させたものだ。小さな円から大きな円へ複雑に変化し、体の使い方が老架式よりも緻密である。注意深く行わないと理解することはできないであろう。

套路を創出するには並々ならぬ鍛錬、努力が必要だったと思う。その思いをかみしめながら日々錬拳に努めたいと思う。


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